大阪府東大阪市の市立小学校で今月12日から始まる予定だった給食が、当面中止されることになった。運送業者が配送車を準備するめどが立たないためで、市教育委員会が8日、発表した。中止されるのは市内51校のうち校内で調理していない26校で、児童と教職員あわせて約1万2千人に影響がでるという。
古川聖登教育長は8日に会見を開き、「子どもたちには大変申し訳ありません。給食を楽しみにし、また、栄養補給を給食に頼っている子どももいます。栄養のある給食を一日も早く届けられるようつとめていく」と謝罪した。
市教委は12日から15日までの4日間、各家庭に弁当の持参を求める。18日からは牛乳とパンかご飯の提供を予定している。弁当持参にかかる保護者の費用負担ついての支援も検討する。
8日には始業式があり、子どもたちと保護者には、謝罪と理解を求める文書を古川教育長名で送った。複数の業者が協力を申し出ており、「一学期まるまる給食中止になるとは想定していない」としている。
市教委の説明などによると…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル