東尋坊の遺体男性、転落生きたまま 逮捕の少年ら関与か

 福井県坂井市の東尋坊の海で、滋賀県東近江市の職業不詳嶋田友輝(ゆうき)さん(20)が遺体で見つかり、知人7人が監禁容疑で逮捕された事件で、県警は21日、司法解剖の結果、死因は脳挫滅と発表した。嶋田さんが生きたまま転落したことが明らかになったという。県警は知人たちが死因と関連があるとみて捜査している。

 県警によると、嶋田さんは19日、東尋坊の高さ約20メートルの崖下で、海に浮かんで死亡しているのが見つかった。転落した際、頭頂部を岩に強く打ちつけたとみられ、即死だったという。遺体には、この際にできたものとは別に、複数の暴行された痕もあったという。

 さらに県警は、嶋田さんと容疑者の少年らが今月初め、自宅のある地域で別のグループと口論になっていたことも明らかにした。通報を受けて出動した警察官は、その場にいた嶋田さんに、家族から行方不明者届が出されていたため、家族に連絡するよう促したという。県警は「本人が成人であり、意思を尊重した」と話している。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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