東工大、学長任期を1年延長 東京医科歯科大との統合見据え

上野創

 東京工業大は21日、2024年3月末で終わる益(ます)一哉学長(68、18年4月から現職)の任期を1年延ばすため、文部科学相に延長の申し出をしたと発表した。

 同大によると、任期延長は今年1月23日の学長選考・監察会議で決め、今月21日に規則を制定した。24年度中に予定している東京医科歯科大との統合を円滑に進めるためという。新たな任期の25年3月末以前に統合する場合は、その前日に任期終了とする。

 両大学は統合後を見据え、10兆円規模の大学ファンド(基金)で政府が支援する「国際卓越研究大学」に共同申請の形で応募している。統合後は「東京科学大学」と名称が変わることが決まっている。(上野創)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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