東日本大震災の追悼式、規模縮小を検討 新型肺炎で

 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、3月11日に開く予定の政府主催の東日本大震災追悼式について「感染症の拡大防止のために取りうる措置を勘案しつつ、現在検討中だ」と述べ、開催規模の縮小を検討していることを明らかにした。

 政府は1月、9年となる今回の追悼式を3月11日に国立劇場(東京都千代田区)で行うことを決めている。菅氏は、政府が、イベント開催の必要性の再検討を各方面に要請している点などを踏まえたものと説明。式典の具体的な規模や参加形式などは今後詰める方針だ。

 菅氏は、秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の皇嗣(こうし)となったことを内外に示す4月の「立皇嗣(りっこうし)の礼」については「感染拡大の状況を注視しつつ、必要な諸準備を進めて行きたい」と述べた。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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