東松山市のアパートで、38歳の介護士の女性が殺害された事件で、逮捕された元同僚の男は、身柄を確保された際、バッグに小型ナイフとカッターナイフのあわせて2本を、所持していたことが分かりました。
殺人の疑いで逮捕された元同僚で、住所不定・無職の佐々木靖幸容疑者41歳は、17日朝、さいたま地検に身柄が送られました。
佐々木容疑者は、6月11日夜から13日朝にかけて、東松山市材木町のアパートに住む、介護士の渡邉真澄さん38歳の胸などを十数回刺し、殺害した疑いが持たれています。
捜査本部によりますと、佐々木容疑者は、ことしに入ってから2か月ほど、東松山市内の介護施設で渡邉さんと一緒に働いていて、渡邉さんの携帯電話には、佐々木容疑者との通話記録が、事件の直前まで残っていたということです。佐々木容疑者は、調べに対し、容疑を認めていて「いろいろ尽くしたけれど、裏切られた気持ちになり、殺そうと決意した」と供述しているということです。
また、捜査関係によりますと、佐々木容疑者は身柄を確保された際、バッグに小型ナイフとカッターナイフの2本を持っていたこともわかり、警察は、事件で使われた可能性もあるとみて調べを進めています。
テレ玉
Source : 国内 – Yahoo!ニュース