昨日11月5日に、伊吹山に登りました。山頂付近は落葉していましたが、五合目~八合目付近にて見ごろを迎えている所が多くありました。東海地方にも、例年より遅れながら紅葉シーズンが始まっています。11月の東海地方は晴れて紅葉狩り日和になる日が多くなりそうですが、標高の高い所などは防寒着を忘れずにお持ちください。
伊吹山の頂きを目指す
伊吹山は、岐阜県と滋賀県をまたぐ日本百名山のひとつです。百名山の中では登りやすい山だと言われています。また、九合目まで車道があり、交通の便が良いことから観光地としても親しまれています。今回は、季節の進みを体感するため、東海地方が広く快晴になった昨日11月5日に、上野登山口から表登山道で山頂まで登りました。
秋を存分に感じることができました!
一合目までは木々の中を登っていく登山道でしたが、その後は視界が開け、一面のススキが広がっている所がありました。紅葉は、五合目からは登山道からみることができる木々も色づき始めていることが確認できました!伊吹山ドライブウェイ方面でも、見ごろを迎えている地点が多いようでした。
東海地方の紅葉は例年より遅め
今年の東海地方の紅葉は、9月10月を中心とした記録的な高温の影響もあり、全体的に遅くなっています。伊吹山の紅葉も、例年の見ごろは10月下旬~11月上旬ですが、今年は11月上旬~中旬の予想で、今まさしく紅葉が下山を始めている所でした。山頂付近はすでに落葉していますが、そのほかの所では見ごろを迎えている場所が多くなっています。
11月は紅葉狩り日和が多い!
11月の東海地方は、高温傾向はまだ続きそうですが、平年に比べて晴れの日が多い予想です。行楽日和になる日が多く、紅葉を存分に楽しめそうです。ただ、伊吹山の山頂付近はすでに気温が低く、風が吹くとかなり寒く感じましたので、伊吹山をはじめとして標高の高い所に紅葉狩りへ行く場合は、防寒着を忘れないようご注意ください。
日本気象協会 中部支社 菅野 彰太
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