JR東海は13日深夜から14日未明にかけて、走行中の東海道新幹線の車両内で、刃物を持った不審者に対応する訓練を実施した。走行中の電車内で相次いだ刺傷事件の教訓をふまえ、ホームドアと車両ドアがずれた状態で停車した後の避難などを確認した。
訓練は営業終了後の品川―新横浜間で実施し、報道陣に公開された。
昨年10月に東京都内を走る京王線で起きた刺傷事件では、複数の非常通報装置が押されて乗務員が異変に気づき、緊急停車した。ホームドアと車両ドアの位置がずれて止まったため、ドアがすぐには開かず、多くの乗客が窓から避難した。
今回の訓練では、刃物をもっ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル