tvkニュース(テレビ神奈川)
去年、走行中の新幹線の車内で、乗客の3人が刃物で襲われ、1人が殺害された事件で、殺人などの罪に問われている男の裁判員裁判。3日の被告人質問で男は「刑務所に入るのが夢だった」と供述しました。
弁護人「なぜ新幹線を思いついたんですか?」
小島被告「パッと新幹線が閃いてそのほかの手段を考えませんでした」「確実に一人は殺せるだろうと思って2人席の通路側を選びました。新横浜駅を出たらすぐにやろうと思っていました」
弁護側からの質問に対し、早口で当時の状況を振り返った小島一朗被告。去年6月、走行中の東海道新幹線の車内で、隣に座っていた20代の女性2人をナタで切りつけた上、兵庫県の会社員、梅田耕太郎さんを殺害したとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われています。これまでの裁判で、小島被告は「殺すつもりだった」などと起訴された内容を認めていました。
3日の裁判員裁判で小島被告は、「去年3月に家出先の長野県内の公園で無差別殺人の計画を立てた」「凶器のナタとナイフは祖母のキャッシュカードを使って買った」などと犯行の準備について言及しました。また、事件の前には餓死による自殺も考えたと話した小島被告。現在の心境を問われると。
小島被告「間もなく子どものころからの夢だった刑務所に入れるでしょうから今は死にたいとは全く思っておりません」
裁判は、も被告人質問が行われ判決は今月18日に言い渡される予定です。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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