JR東海道線の大船駅(神奈川県鎌倉市)と藤沢駅(同県藤沢市)の間に、新駅(仮称・村岡新駅)が設置される見通しになった。JR東日本と神奈川県、藤沢、鎌倉両市が新設に合意し、8日に覚書を締結した。設計に1年半~2年、工事に約8年かかり、開業は2032年ごろの見通し。同社管内の東海道線の新駅設置は、1925年の熱海(静岡県熱海市)以来となる。
新駅は鎌倉市との境に近い藤沢市宮前付近に設置される予定。事業費は約150億円を見込み、県が30%、2市が各27・5%、JR東日本が15%負担する。県と2市は18年12月に新駅の設置協議会を立ち上げ、JR側に新駅の設置などを求めてきた。新駅予定地の近くにはJRの車両センター跡地もあり、周辺も含めた約31ヘクタールに鎌倉市の庁舎を移して住宅や商業施設を開発する計画もある。(末崎毅)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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