東京農業大(東京都世田谷区)のボクシング部員ら2人が7月、大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕された事件で、警視庁は24日、同大の学生寮で他の大麻を所持したとして、別の部員の男子学生(19)を同容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。容疑を認めているという。
捜査関係者によると、部員は7月初旬、世田谷区にある東農大の学生寮で、乾燥大麻を販売目的で所持した疑いがある。同庁が7月4~6日に寮を家宅捜索し、大麻を発見した。量が多いといい、同庁は他の部員の関与の有無も調べる。
他の部員の関与の有無も捜査
同部を巡っては、いずれも19歳の部員の男子学生=山梨県=と、職業不詳の少年=埼玉県=が共謀して7月4日午前2時ごろ、世田谷区の車内で乾燥大麻約7・87グラムを営利目的で所持した疑いで12日に逮捕されていた。
同大ボクシング部は全日本大学王座を8度制した強豪。世界4階級を制した井岡一翔(中退)らが在籍し、現在の部員は18人。8日に出場予定だった関東大学ボクシングリーグ戦を辞退していた。(御船紗子)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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