東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水の処分方法を検討する政府の小委員会が9日開かれ、東電は敷地内でのタンク保管は2022年夏ごろに限界となると説明、タンクの大型化などによる容量増も困難として長期保管に難色を示した。委員からは、条件整理を求める意見や地元への配慮が必要との指摘が出た。
小委の会合開催は約7カ月ぶり。海洋放出など五つの処分方法を検討してきたが、漁業関係者などから求めが多かった長期保管を今回初めて正式な議題に取り上げた。委員からは「永久保管は不合理」などの意見の一方、「地元を犠牲にするのは論理破綻」との声もあった。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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