昨年秋に発覚した神戸市立東須磨小学校の教員間いじめ問題をめぐり、神戸市教育委員会は30日、教育学や心理学の専門家ら5人による「再発防止検討委員会」を立ち上げた。報告書を年内にまとめ、市教委に提出する予定。 検討委の委員長を務める兵庫教育大大学院の川上泰彦教授(教育行政学)は会見し、「個人の資質について焦点を当てるのではなく、いかなる組織づくりが再発防止につながり、機能するのかを検討していきたい」と述べた。 この問題をめぐっては、市教委が2月に加害教諭4人を処分し、うち2人を免職とした。兵庫県警は3月に強要などの疑いで4人を書類送検、神戸地検がいずれも起訴猶予処分とした。
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