東京・銀座の百貨店「松屋銀座」は30日、新しい催事として「孫の日フェア」を10月18日まで行うと発表した。1999年(平11)に日本百貨店協会が10月の第3日曜日を「祖父母と孫がコミュニケーションを深める日」として制定した。21年ぶりにそれを復活させた。 コンセプトは、「孫の成長につながる贈り物」。人生の先輩であるおじいちゃんやおばあちゃんの目利きで、お孫さんに本物を選んで贈ってもらうのを狙いとしている。「成長につながる体験」「継承して使う」「センスを磨いて本物を知る」「豊かな感受性を育てて」という4つの視点で、さまざまな商品を展開する。 代表例として挙げられる「孫に甘いお菓子定期便」(2万1600円=送料無料、税込)は、「孫の日」「クリスマス」「お正月」「バレンタイン」に合わせて、それぞれ5400円の商品を4回に分けて送付する。祖父母の代から親しまれている和洋菓子を詰め込み、会話が盛り上がるように演出する。 10月1日からは「Go To トラベル」が東京でも適用され、これに伴う消費も見込めそうだ。「コロナ禍でなかなか会えない今だからこそ、贈り物を通じてつながりを持ってほしい」と、松屋銀座の広報担当者は話していた。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース