松山市中心部の路面電車で冬季限定だった「みかん電車」が、4月16日から通年運行を始めた。精巧なミカンの模型が施されたつり革が特徴。どの路線を走るかはその日の朝に決まるという。運行する伊予鉄グループ(同市)の担当者は「松山城や道後温泉のような観光名所の一つになれば」と話している。
みかん電車は、愛媛県産のかんきつをPRしようとJA全農えひめが企画。伊予鉄が昨年1月、期間限定で運行を開始した。
ヘッドマークや車両側面に「みかん電車」と記し、つり革34本それぞれに温州ミカンのプラスチック製模型がついている。
窓の上や運転席後ろなど車内のポスター計40枚はすべて、「紅まどんな」「清見タンゴール」「せとか」など地元産かんきつをアピール。一方で車体がオレンジ色なのは、以前から変わっていない。
みかん電車は昨年1~4月と昨年11月~今年4月、断続的に計10週間運行した。ツイッターやインスタグラムで「愛媛に行ったらみかん電車に乗ってみたい」「ミカンのつり革を見てみたい」「本物そっくりで思わず食べてしまいそう」などと多くの反響があったことから、伊予鉄が主体となって通年運行することにした。
運行する全38両のうち、み…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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