千葉県松戸市役所総務課のカウンターに先月、匿名の寄付金500万円が置かれているのが見つかった。いっしょに置いてあったのは、JR新松戸駅前のオブジェを塗り替えてほしいとのメッセージ。市は寄付金を受け取り、塗り替えに活用できるかどうか検討することにしている。
市総務課などによると、寄付金が見つかったのは1月17日午後1時45分ごろ。100万円単位の札束が五つ置かれていた。市への寄付申込書と、JR新松戸駅前のオブジェ「あかりのBOX」について、「塗り替え作業にできるだけ早く取りかかることを強く希望します」などと書かれたメッセージも置かれていた。
氏名の欄にあったのは、いずれも廃校となっている市立新松戸北小学校と市立新松戸北中学校の「卒業生有志一同」。寄付金が見つかった時間帯は職員が入れ代わり立ち代わり作業をしており、誰かが寄付金を置いていったことに職員らは気づかなかったという。
「私たちが育った新松戸は…」 寄付金と共に嘆きのメッセージも
「あかりのBOX」は200…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル