NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送が8日始まった。スタートに合わせ、主演の松本潤さん、愛知県出身で本多忠勝役の山田裕貴さん、榊原康政役の杉野遥亮(ようすけ)さんが徳川家康生誕の地にある岡崎城(愛知県岡崎市)を背に記者会見を開き、意気込みを語った。
主なやりとりは次の通り。
――いよいよ初回放送を迎える。静岡、浜松、岡崎とめぐってきて、岡崎は家康、チーム家康にとってもすごく大切な場所だが、岡崎で初回を迎える気持ちは。
(松本)いよいよ始まるなと思いますし、何よりきょう一日で、静岡と浜松と岡崎と3カ所まわってこられたというのが、家康という人物が、いかに広く愛されているかを感じました。3都市をめぐって、初回を迎えるのは、なかなかないと思うので、それ自体が家康という人物の大きさを表しているんじゃないかなと思います。
3カ所とも熱い声援をいただいた出陣式だったので、みなさんに愛されている家康公が始動するんだなとうれしく思っています。
(山田)愛知県出身で、本多忠勝が生まれたのも岡崎で、今隣にある(龍城)神社には本多忠勝がまつられています。
愛知で撮影したときにここに来て、殿(松本さん)とたまたまここで鉢合わせして……。
(松本)休みの日に僕は僕で岡崎に来ていたら、裕貴くんも同じタイミングでこっちに来ていたっていうね。
(山田)「何してるの」って聞かれて、「今から岡崎城に行こうと思っています」と言ったら、「俺もなんだけど」となったことがありました。その思い出もありつつ、いろんなことを思い返しながら、ここで初日を迎えられるのはすごくうれしいです。本多忠勝がまつられているこの場所で迎えられるのは、何かうれしいなと思いながら、そんな気持ちでいっぱいです。
(杉野)きょう初日を迎えるにあたって、徳川家臣団の一員として、3カ所回ってちゃんと地に足つけられたことは、すごく有意義な時間だったなと思います。きょうスタートすることが楽しみであり、誇りに思っています。
――松本さんが「岡崎」のイントネーションに気をつけているということで、岡崎市民、とても喜んでおります。
(松本)岡崎じゃなくて岡崎…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル