自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を裏金化したとされる事件で、東京地検特捜部は24日までに、同派中枢幹部の松野博一・前官房長官、高木毅・前党国会対策委員長、世耕弘成・前党参院幹事長、塩谷立・元文部科学相から任意で事情聴取した。関係者への取材でわかった。組織性が疑われる裏金作りへの関与などを確認したとみられる。
松野氏らは一連の問題を受けて辞任したが、捜査は派閥事務所の家宅捜索に続き、最近まで政権中枢や党幹部だった議員本人に及んだ。特捜部は、他の同派幹部の萩生田光一・前党政調会長にも任意聴取を要請している。
裏金還流、22年の「廃止→撤回」経緯を確認
関係者によると、安倍派では…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル