林真理子さん「この何年か屈辱的な気持ちに」「日大に捧げたい」

 日本大学の新理事長への就任が決まった林真理子さんと報道陣の主なやり取りは次の通り。

 (冒頭)日本大学は本当に大きな決断をしてくださった。私もこれに応えないといけない。こんなことまでするのかと、びっくりするようなことも色々やりたい。日大を風通しの良いところにしたい。どんなことを考えているのか教職員、学生に聞いて反映させたい。まともな人間がまともなことをすれば、きっとこの大学は再生できる。人が光の方に向いていく、そういう力を信頼している。悪いことは、もう何も起こらない。私のそういう明るさが大学を変えていくと自負している。

 ――日大の課題と解決策は

 一番の課題は体質の古さとか、非常にマッチョな体質。上の人が何か言うと、下の人が黙って従う組織になってしまっている。ここを改革したい。上の人に「それは違う」と言える組織をめざしたい。そのためにも女性の色んな登用を考えている。理事や、私を支える方を今選んでいただいている。そういうチームの中に女性を何人か入れていただきたい。

 ――チームには、どういった分野の方を。また巨大組織を運営する考えは

 公認会計士や弁護士、お金の流れが分かる方、学校経営が分かる方に集まっていただき、ディスカッションしながら解決していきたい。著名人の方から「何でも協力する」とメールをいっぱいいただいた。

 ――作家との両立は

 片手間ではできないんで、仕…

この記事は有料会員記事です。残り821文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment