柿沢議員の国会事務所を捜索 江東区長選めぐる買収容疑 東京地検

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 4月の東京都江東区長選をめぐる事件で、東京地検特捜部は14日、自民党衆院議員の柿沢未途(みと)・前法務副大臣(52)の国会議員会館の事務所(東京・永田町)や自宅に、公職選挙法違反(買収)容疑で家宅捜索に入った。11月の地元・江東区の事務所に続く捜索で、捜査をさらに本格化させた。

 衆院第2議員会館の国会事務所には午前10時ごろ、5人の係官が捜索に入った。柿沢氏の江東区の自宅にも午前9時10分ごろに4人の係官が入った。特捜部は11月16日に地元事務所を先行して捜索していた。

 保守分裂の構図となった4月の江東区長選では、柿沢氏が支援した元自民衆院議員の木村弥生・前区長(58)=辞職=が初当選した。

 関係者によると、柿沢氏は2月ごろから、秘書を通じて、10人強の自民系区議らに現金20万円の提供を打診。5人が受領し、うち2人は後で返したとされる。特捜部は区長選での木村氏への支援を求める買収の趣旨があったとみて調べており、一部の区議らは任意聴取に買収の趣旨を認める供述をしたという。

柿沢氏「区議選の陣中見舞い」

 また、柿沢氏の秘書は1~4…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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