東京都江東区長選をめぐる事件で東京地検特捜部は、衆院議員の柿沢未途(みと)・前法務副大臣(52)=東京15区、自民党を離党=について、総額200万円超の現金を区議や運動員に渡すなどした公職選挙法違反(買収)容疑と、選挙中に有料ネット広告を流した同法違反容疑で、28日にも逮捕する方針を固めた。関係者への取材でわかった。
柿沢氏の秘書が、区議への現金提供の打診結果を一覧表にして柿沢氏に報告していたことも判明。特捜部はこの一覧表を押収しており、秘書数人についても柿沢氏と共謀した疑いで本格的に取り調べる方針だ。
選挙中の有料ネット広告容疑、初適用か
保守分裂の構図となった4月…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル