文科省は4日、同日午前8時時点で臨時休校をした小中高校の暫定集計結果を発表した。市町村立小学校が1万9161校のうち98・8%、市町村立中学校(9219校)と都道府県立高校(3349校)が各99%だった。
国立の小中高校(154校)は100%が休校。私立は調査中の東京都などを除き、小学校89・9%、中学校91・7%、高校92・8%。都道府県立特別支援学校を含め、休校見送りの方針を出したのは栃木、群馬、埼玉、京都、兵庫、岡山、島根、沖縄の8府県で計439校だった。
ただ確認中の学校や、栃木県茂木町のように集計後の方針変更もある。茂木町は町立の小学校4校、中学校1校で10日から予定した休校を取りやめた。放課後児童クラブで受け入れが増えて子どもたちの密度が高くなれば、そちらの方が感染が心配されると判断した。不安な家庭には休みを認め、町や近隣で感染者が出た場合は休校にするという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース