栃木県足利市で21日に出火した山火事は、5日目となった25日も両崖(りょうがい)山周辺の各所から白煙が立ち上っている。休校も広がり、周辺の高校3校、中学1校が同日休校になった。現場近くを通る北関東自動車道の足利IC―太田桐生IC(群馬県)間も、延焼や煙の影響で24日午後10時20分から通行止めになっている。
25日も早朝から、自衛隊や栃木県などのヘリ7機の態勢で上空から消火活動を始めた。地上からも群馬県などから消防の応援を得て168人態勢で消火活動に当たっている。ただ水利の悪い箇所も多く、調整池や水槽も利用して消火活動に当たる方針。上水道への影響も予想されるため給水車も準備しているという。
栃木県は25日、足利市に災害救助法の適用を決めた。適用は23日付。(根岸敦生)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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