任期満了に伴う栃木県鹿沼市長選が17日、告示され、いずれも無所属で、新人の元国会議員秘書、石下(いしげ)友彦氏(47)=自民、公明推薦=と、4選を目指す現職の佐藤信氏(73)が立候補を届け出た。新型コロナウイルス対策のため両陣営とも大規模な出陣式は行わず、感染防止へ配慮しながらの選挙戦が幕を開けた。
石下氏は午前11時から同市西茂呂のそば店敷地内で第一声。災害復旧を最優先に、子育てや雇用環境の充実のために積極的な投資を行うと述べ、「現市政は現状維持を目指している。それは衰退と同じだ」と訴えた。小中学生の給食費半額補助、高校生までの医療費無料化などを公約に掲げている。
佐藤氏は午前10時から同市石橋町の選挙事務所前で街頭演説を行った。健全な財政運営の結果、新型コロナウイルス対策や災害復旧のために基金を取り崩すことができていると実績を強調し、「無料化のつけは将来に必ず跳ね返ってくる」と、石下氏の公約を批判。人口減少対策などを打ち出している。
投票は24日、市内72カ所で行われ、即日開票される。選挙人名簿登録者数は8万1596人(16日現在)。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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