栃木県のコロナ警戒度、8月上旬に「ステージ4」と予測

 栃木県宇都宮市は27日、新たに108人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日あたりの発表数が100人を超えるのは、国の緊急事態宣言の対象県に加えられた1月13日(141人)以来。県は現在の増加率が続いた場合、8月上旬には警戒度が緊急事態措置レベルの「ステージ4」に悪化すると予測し、注意を呼びかけた。

 予測は、福田富一知事が定例記者会見で説明した。それによると、人口10万人あたりの新規感染者数は7月下旬になって急増。1週間平均を前週と比べると、直近の20~26日では1・6倍増となった。

 このペースが続くと、警戒度は近日中に、まん延防止等重点措置レベルのステージ3になり、8月上旬にはステージ4へ。感染力が強いとされるデルタ株の広がりによっては、より急増する恐れもある。

 1日あたりの新規感染者数でも、増加率1・6倍だと、8月中旬には180人超に。昨年度の年末年始の第3波を上回り、過去最悪になりかねないという。

 福田知事は、ステージ3に引…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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