今日12月21日(土)の朝は、関東で弱い雨の降っているところがあります。
北関東では気温が低く、雨に雪が混じって降る「みぞれ」になったところがあり、栃木県の宇都宮地方気象台からは初雪の観測が発表されました。平年と比べて6日遅い初雪です。
気象庁の定義では、「みぞれ」とは雨まじりに降る雪、解けかかって降る雪のことを指し、「初雪」の対象に含まれます。
宇都宮では今年から目視観測が自動化
関東甲信地方の地方気象台では、2019年2月より目視観測が自動化されました。これにより「初雪」の観測も自動判別になっています。
降水があった場合の降水種別(雨、雪、みぞれ)は、気温と湿度の観測値から判別する方法がとられています。今朝5時30分の宇都宮の気温は4.2℃、湿度は74%でした。
気象庁によると、従来の目視観測と違って連続的な観測が可能となったため、目視観測の年と比べて「初雪」は早くなる傾向とのことです。平年値は自動観測用の平年値に更新されています。
一方、昨冬の観測は目視観測であったため、「昨季より8日遅い観測」ではあるものの単純な比較は出来ません。
明日の関東は冷たい雨に 山沿いでは雪
明日22日(日)は本州の南を低気圧が東へ進み、西日本や東日本の広範囲で冷たい雨が降る予想です。
上空の寒気の影響で、関東甲信地方の標高の高い所では雪やみぞれが降り、積雪となる可能性があります。スリップ事故や転倒などにご注意ください。
低気圧の進路や風向きが少し変わるだけで、雪になるか雨になるかが大きく変わりますので、都市部の方も念のため随時最新の気象情報を確認するようにしてください。
ウェザーニュース
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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