消費者の健康づくりに役立つ情報として加工食品のパッケージに義務付けられている栄養成分表示。グラフィックなどを使って消費者に分かりやすく表示する「包装前面栄養表示」を導入しようと、栄養の専門家らによる消費者庁の検討会が11月2日から始まる。消費者庁は今年度中に方向性を示すとしている。
現在、加工食品のパッケージには、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量で表示)の五つの値の表示が義務づけられている。主に裏面に付されているが、消費者が陳列された商品を選ぶときに栄養成分について判断しやすいよう、表面での分かりやすい表示を検討する。
諸外国ではすでに導入がすすんでいる。
例えばフランスでは、含まれ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル