一部の都立高校が校則で生徒がツーブロックにすることを禁じていることについて、東京都議会で教育委員会が「外見などが理由で事件や事故に遭うケースなどがございますため、生徒を守る趣旨から定めているものでございます」と答弁したことが話題を呼んでいる。 【映像】ゲスト:紗倉まな 性風俗にコロナ給付金なしナゼ?
25日のABEMA『NewsBAR橋下』に出演した紗倉まなは「私は小・中学校は女子校だったが、校則は割と厳しかった。日焼け止めを塗っていたら、覗き込まれて、“何か塗ってる”と言われたこともあった。担任の先生の価値観によっても対応が変わることもあって、色の付いた飲み物は飲んだらダメとか、あくびをしたら立たされるとか、そういうこともあった」と振り返る。 その上で、ツーブロック禁止に対してじゃ「コミュニティや組織に属している以上、ルールを守る、ある程度理不尽なことも受け入れる、ということがあることは分かってはいるものの、これは偏見が入っているし、人を納得させる力のない、メチャクチャな校則だと思った。こんなに多様性が訴えられている社会なのだから、生徒が異議を唱えれば変えられる環境みたいなものも必要ではないかと思う」と話した。
橋下氏は「うちの長女も高校の時、ピアスの穴を閉じろと言われたことがある。そういう校則はくだらない、もっと自由にしたらいいじゃないかという意見もあると思うし、僕も原則は自由派だ。ただ、大阪市内には “まず授業を聞きなさい。その前に、まず学校に来なさい。そして黙って席に座りなさい”というところから指導しなければならないヤンチャな学校、授業が成り立たない学校があることも事実だ。 “子どもの自由だ、権利だ。多様性だ”と言う人もいるかもしれないけど、やっぱりそれは現状を知らないコメンテーター的な意見だと思う。もちろん地域、学校によっても違いがあるし、立派にできる生徒が集まっている学校なら自由でいい。だから全ての学校でツーブロック禁止、ピアス禁止にする必要はない。だけど個別にやると、“茶色い髪の毛がダメだということは、うちは悪い学校と認定したのか”と言われるから、教育委員会も一律にしてしまう」と指摘。 「基本的には校長や教員が判断してほしい。めんどくさいから全部禁止と、判断することから逃げているのではないか。ツーブロックにしたからといって事件に遭うことはない。真正面から説明すべきだ」と話していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース