自閉症の子とそうでない子がともに学ぶ「混合教育」で知られ、幼稚園から高等専修学校まで東京都内に5校・園を設置する学校法人武蔵野東学園(武蔵野市)で1月、高等専修学校2年の女子生徒が校則をテーマとした会議での発言を理由に、学園の副理事長(当時)宛ての謝罪文を提出させられていたことがわかった。女子生徒側は「退学を示唆されて提出を求められた。不適切な指導だ」と訴えている。
会議は1月10日にあった。女子生徒側によると、教員から「副理事長が来て校則について意見を聞くので希望者は出席してほしい」と言われたという。
複数の出席者によると、会議では副理事長が、子どもの意見尊重をうたったこども基本法に言及し、時代の変化に即して校則を全廃したいとの考えを示した。「皆さんが窮屈だと思うことはやめた方がいい」とも述べて、生徒たちに意見を述べるよう促した。
取材に対して学校側は「事実誤認に基づくご質問にはお答えできません」と文書で回答しました。記事後半で、会議でどんなやりとりがあったのか紹介しています。
一部の生徒が「ネイルをやっ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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