原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査をめぐり、北海道寿都町議会が町民2人に対し、全員協議会(全協)の議事録などを非開示とした決定を函館地裁が取り消した判決を受け、町側が原告2人が求めた全ての文書を27日に公開すると通知したことが分かった。原告側は「中身を見ないと分からないが、判決を受け止めてくれた」と評価している。
原告側によると、22日までに、文献調査に反対する町民団体「子どもたちに核のゴミのない寿都を! 町民の会」に所属する原告の神貢一さん(68)と槌谷和幸さん(73)宛てに、町議会の小西正尚議長名による「公文書開示決定通知書」が届いた。通知書はいずれも20日付。
訴状によると、神さんは20…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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