10月の台風19号の影響で倒壊した三重県紀北町の長島港の灯台が、およそ40メートル離れた海底に沈んでいるのが見つかりました。
三重県紀北町沖の岩場に設置されていた「長島港大石灯台」は、10月12日から13日にかけての台風19号の影響で倒壊しました。
尾鷲海上保安部が3日周辺を調査したところ、灯台のあった場所から北西に40メートルほど離れた水深およそ6メートルの海底に横倒しになって沈んでいるのが確認されました。
灯台は高さ8.3メートルのコンクリート製で、先端部分は破損して破片が散乱していました。
また灯台の根元は岩が付いたままの状態で、高波の影響で根こそぎ倒壊した可能性が高いということです。海上保安部は引きあげて回収することにしています。
灯台があった場所には現在仮設の灯火が設置されています。
東海テレビ
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