新田哲史
JR北海道が2024年3月末で廃止・バス転換する意向を示した根室線の富良野―新得間について、新得町の住民団体「根室本線の災害復旧と存続を求める会」(平良則代表)などが7日、鈴木直道知事に同区間の存続などを求める署名8416筆を提出した。1月下旬から約1カ月間、街頭や郵送、オンラインなどで集めた。
提出したのは、同会と富良野市の「富良野鉄道未来の会」、北見市の「石北沿線ふるさとネットワーク」の3団体。同区間は道北と道東を周遊する観光列車のルートになるほか、豪雪期に旭川と新千歳空港を結ぶ代替ルートにもなるとし、存続・活用を求めた。
道庁の小林達也・公共交通支援担当課長は「知事に報告する。地域と一緒に考えていきたい」と話した。(新田哲史)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル