荷物を預けて駅からランニングする「旅run×鉄道」企画をJR東日本八王子支社が始める。舞台は山梨。花の咲き乱れる甲斐路の魅力を走って感じてほしいと、特急あずさなどの運転士や車掌らがコースを考案するなどした。駅伝の強豪・山梨学院大も企画に協力している。
ランニングが好きな運転士らが、初級や上級などのレベルに応じて九つのコースを考えた。甲府市内では武田神社、湯村温泉、昇仙峡など、笛吹市内ではピンク色に染まる桃畑の中を走る春日居コースや、眺めのいい山すそを走るフルーツラインコースなどがある。甲府駅起点のコースは、山梨学院大の選手の練習コースを参考にした。
参加無料で、期間は4月1日~5月8日。申し込みは甲府駅か石和温泉駅の観光案内所で受け付ける(午前9時半~午後3時)。参加者は甲府市ではホテル談露館で、笛吹市ではホテル花いさわ、石和びゅーホテル、春日居びゅーホテルで手荷物を預けることができ、笛吹市内のホテルについては入浴料の割引や入浴剤プレゼントのサービスもある。オリジナルキーホルダーももらえる。
担当者は「春の山梨は桜や桃の花が咲き誇り、爽快に走ることができ、おすすめのシーズン」としている。(平山亜理)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル