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『桜を見る会』の前夜祭をめぐって、安倍前総理側が800万円以上を負担した可能性があることがわかりました。
安倍晋三前総理:「事務所としては、全面的に協力しているということです。それ以上のことについては、まだ今の段階でお答えすることはできない」 前夜祭は、安倍前総理の後援会が支援者を招いて行う夕食会で、2013年から去年まで、都内のホテルで開催され、会費は5000円でした。東京地検に告発状を提出した全国の弁護士らは「そのホテルで大規模宴会の最低料金は1人1万1000円」と指摘。差額を補填した公職選挙法違反などの疑いがあるとしています。 安倍前総理は当時の国会で「金額はホテル側が設定した」「事務所側が補填をしたという事実は全くない」と述べていました。しかし、その後の関係者への取材で、前夜祭の費用の総額は、去年までの5年間で合わせて2000万円を超えていたとみられることがわかりました。会費の総額との差額は800万円以上で、その分を安倍前総理側が負担したことを示す領収書もあるということです。 安倍晋三前総理:「(Q.野党側は、もし支出していたら国会での説明と食い違うということで、説明責任を果たしていないとしていますが?)説明責任を果たしていないということではなく、国会で答弁させて頂いておりますが、今の段階でお話をさせて頂くのは差し控えさせて頂きたい」 元東京地検特捜部副部長・若狭勝弁護士:「公設秘書が自分の裁量や独断で寄付したことになってしまうのか、あるいは安倍さんの指示を受けた状況なのか。特捜部とすると『捜査を尽くしました』『事実を究明すべく安倍さんからも事情を聴いた』とした方が形に残るので、安倍さんからひそかに事情を聴くか、あるいは陳述書などを出させて事実を認定した形になると思う」 野党側は、25日の予算委員会で安倍前総理を出席させて説明するよう求めていますが、与党側は応じない方針です。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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