気象会社ウェザーニューズ(千葉市)は2日、桜の開花予想を発表した。九州は、記録的な早さで開花した昨年と比較すると、10日前後遅くなる。全国的には3月20日の東京が最も早く、翌21日の福岡と広島が続く。
同社によると、平年よりも冷え込んだ2月の寒さの影響で、つぼみの成長が足踏みした。暖かさが戻る3月の気温は平年よりも高いが、昨年ほどはあがらない。そのため、西・東日本では桜の開花が平年並みだが、昨年と比べると大きく遅れる見通し。北日本は平年よりも早くなりそうだ。
九州では、21日の福岡市から始まり、23日に長崎市、25日に佐賀市と熊本市、26日に大分市と宮崎市で、最後は27日に鹿児島市で開花すると予測した。また、九州隣接の山口県下関は25日になる模様。
桜の開花は、気象庁が標本木(ひょうほんぼく)と定める各都道府県のソメイヨシノが5~6輪咲くことで発表される。同社では、この標本木の開花予測をしているため、山口県では標本木のある下関での情報になるのだという。
全国にいる協力者から各地の…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment