新型コロナウイルス対応で4都県に出ている緊急事態宣言の解除を目前に控えた週末の20日、桜の名所として知られる東京都立上野恩賜(おんし)公園(台東区)では、園内の通りを歩きながら写真を撮る人の姿が見られた。
公園管理所によると、今年は感染防止のため、催しや縁日のほか、夜桜のライトアップは行わないという。また、ブルーシートを敷けないよう桜の木の周辺をネットで囲み、園内の大通りも片側一方通行に規制している。
家族4人で訪れていた東京都の中村隆史さん(47)は「例年に比べて観光客も少ない気がする。花見ができない分、せめて写真で気分だけでも味わおうかと思います」と話した。
園内にはソメイヨシノを中心に約800本の桜が植えられているが、多くは3~4分咲きで、25日ごろが見頃だという。(増山祐史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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