桜島(鹿児島市)の南岳で8日午後5時24分、爆発的噴火が発生し、噴煙は山頂火口から上空約5500メートルにまで達した。鹿児島地方気象台によると、1955年から残る記録の中で、最大という。山体膨張(さんたいぼうちょう)とよばれる現象がみられ、今後も活発な噴火活動が続く可能性がある。
同気象台によると、南岳の爆発で噴煙が上空5千メートル以上に達したのは2000年10月7日以来で19年ぶり。昭和火口からは16年7月26日に記録がある。
桜島では7日にも噴煙が上空3800メートルに達する爆発的噴火が起きた。噴火警戒レベルは3(入山規制)を継続するという。(小瀬康太郎)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル