宇都宮市出身の人気歌手、森昌子さん(61)が25日、市文化会館でファイナルコンサートを開いた。開演前からファンが会場に詰めかけた。
森さんは1972年デビュー。「哀しみ本線日本海」「越冬つばめ」などヒット曲がある。今年3月に引退を発表した。全国各地でラストコンサートツアーを展開し、この日の宇都宮が最後になった。
レコード会社によると、前日の東京公演では「応援してくださったみなさまにはどんなに感謝しても足りない。(引退は)私なりに考え抜いた結論。どうかわがままを許してください」と話した。
「越冬つばめ」の歌詞は今年の「第61回日本レコード大賞」で作詩賞に決まった作詞家石原信一さん(71)が手がけた。石原さんは「この歌は三十数曲の中から森さんが選んで歌ってくれたと聞いています。大人の女性の魅力が発揮されていたと思います。歌謡界に確かな足跡を残した昌子ちゃん、おつかれさまでした」と語った。(津布楽洋一、池田拓哉)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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