検察官役の指定弁護士「到底容認できぬ」 東電トップら再び無罪判決

 原発事故をめぐり、検察審査会の議決に基づいて業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の旧経営陣3人が18日、高裁でも再び無罪となった。

 検察官役を務めた指定弁護士5人は判決後に会見し、「(控訴審判決は)到底容認できない。上告の可否を検討する」と述べた。

 判決は、国が公表した地震予測「長期評価」などを「巨大津波襲来という現実的な可能性を認識させる情報ではなかった」と指摘。指定弁護士が主張した防潮堤の設置などの対策を東電が講じたとしても、「奏功したことを裏付ける証拠はない」と言い切った。

 石田省三郎弁護士は、津波発…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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