奈良山雅俊
北海道内でも屈指の「極寒の地」で知られる幌加内(ほろかない)町の朱鞠内(しゅまりない)湖で10日、今冬のワカサギ釣りが解禁となり、30張りほどのテントが真っ白な湖上に並んだ。
氷の厚さは50~60センチと例年並み。日の出は午前7時過ぎだが、釣果が高い夜明け前を狙って、ゲートが開く午前6時前から車が並んだ。湖上は広く釣る場所は自由に選べるものの、場所によって釣果に大きな差が出るため、場所探しも真剣だ。
この朝は快晴で気温が下がり、午前8時で零下22度。釣り上げたワカサギもすぐに凍る寒さの中、旭川市の男子大学生3人組はテントの中で天ぷらを揚げながら体と胃袋を温めていた。
期間は氷の状態によるが、最長で4月10日まで。遊漁料は大人1100円、小中学生550円。テントや携帯ストーブなど用具の貸し出しもある。問い合わせは漁協管理棟(0165・38・2470)へ。(奈良山雅俊)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル