横浜の企業主導型保育園が突然閉園へ 「行き場ない」保護者に困惑

 横浜市港北区にある企業主導型保育園が、今月末で休園する方針を決めた。この園は市内でも保育園に入りにくい地域に位置することもあり、20人以上の園児やその保護者に困惑が広がっている。「今から保育園探しをしても、新たな預け先を見つけられないかもしれない」との不安の声も相次ぐ。

 この園は、東急東横線・目黒線日吉駅から徒歩3分ほどにあり、2019年に開園した。同駅近くに別の認可外保育園も持つ地元企業が運営していた。

 保護者によると、9日夕方に臨時で開催された保護者会で、「12月からこの園での保育は継続できません」との説明があった。突然のことだったという。

 関係者によると、今年の夏以降、保育士への賃金が払われなくなるなどしていたという。

 保護者によると、10月初旬ごろ、子どもを送迎する朝や夕方の時間に対応してくれていた保育士の姿を急に見かけなくなった。さらに、丁寧に書き込まれていた連絡帳の記載が一言だけに減った。「なんだか、おかしい」と感じたという。

保育士の書き込み「9月から給料をもらっていません」

 10月末には、連絡帳に保育士からこんな内容の書き込みもあったという。

 「保育士は全員、10月末で…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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