横浜の切りつけ事件、男を傷害容疑で逮捕 埼玉の事件との関連を捜査

中村英一郎

 横浜市保土ケ谷区岩井町の商店街で1日夜、同市の男性(28)がすれ違いざまに男に刃物のようなもので太ももを切りつけられた事件で、神奈川県警は4日、同区瀬戸ケ谷町、会社員森川浩昭容疑者(62)を傷害容疑で逮捕した、と発表した。「刃物で切りつけることもしていないのでわかりません」と容疑を否認しているという。

 埼玉県川口市でも1日午後6時半ごろ、すれ違いざまに何者かに太ももを切りつけられる傷害事件が2件あり、神奈川、埼玉両県警が関連を調べている。

 逮捕容疑は1日午後8時ごろ、JR保土ケ谷駅近くの路上で、男性とすれ違いざまに刃物のようなもので左太ももを切りつけ、1カ月のけがを負わせたというもの。神奈川県警捜査1課などによると、発生直後に黒いコートを着てカバンを持って歩く男の姿を防犯カメラで確認。防犯カメラのリレー方式で足どりを調べ、保土ケ谷駅から約1キロに住む森川容疑者が関与した疑いが浮上したという。

 男性は男と肩がぶつかった際、脚に痛みが走った。ズボンが切れ、太ももに切り傷ができた、とも話しているという。(中村英一郎)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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