横浜の病院前で放置の組員死亡 群馬でも組員放置、死亡

 5日午後11時25分ごろ、横浜市港北区高田西2丁目の高田中央病院の職員から「病院の前で人が倒れている」と110番通報があった。神奈川県警暴力団対策課によると、倒れていたのは住吉会系暴力団の日比野翔組員(26)=住所不詳=で、別の病院に運ばれたが約1時間後に死亡が確認された。

 捜査関係者によると、日比野組員が所属する東京都新宿区の住吉会系暴力団と川崎市内の稲川会系暴力団がトラブルになっていたという。6日昼までに、群馬県太田市内の病院付近で稲川会系暴力団組員の男性が重傷の状態で置き去りにされているのが見つかり、その後、死亡が確認された。神奈川県警は2人の死亡に関して双方の組織が事情を知っているとみて調べる。

 発表によると、日比野組員は、病院正面入り口付近の屋外に倒れていた。全身に殴られたような痕が多数あり、刃物によるものとみられる傷も数カ所あった。別の場所で暴行された後、運び込まれたとみて死体遺棄容疑で捜査している。

 6日午前1時ごろには、神奈川県平塚市内で「複数人がもめている」との110番通報があり、警察官が出動。路上に車体が壊れたワゴン車が残され、周囲で血痕が見つかっており関連を調べている。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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