25日に首都圏(1都3県)と北海道の緊急事態宣言が解除されてから、最初の週末となった30日、繁華街や行楽地には徐々に活気が戻ってきた。
横浜周辺にも人通りが戻ってきた。一時は9割以上もの店が営業を自粛していた中華街では多くの店が営業を再開。県外や海外からの観光客が少ないため、まだ本来の姿が戻ってはいないが、一部では行列をつくる店も出てきた。
この日から、約2か月ぶりに営業を再開した店舗の店主は「なんといっても店を開けることができて本当にうれしい。中華街は春節(1月下旬)からお客さんもかなり減っていたので、お客さんがいなくなるのも早かったからね」。店に入らずに、肉まんやショウロンポウをテイクアウトして、歩道で食べる人の姿も多く見られた。
中華街近くの山下公園も、強い日差しが照りつけたことで多くの人が集まった。これまでベンチには規制テープが貼られて座ることができなかったが、2つに1つはテープがはがされて座れるようになった。芝生にシートを敷いて弁当を食べる家族連れの姿も多く見られた。横浜駅周辺でも商業施設、カラオケ店、パチンコ店、飲食店、百貨店など多くの店が営業を再開したことで、にぎやかな街並みが少しずつ戻ってきた。
一方で、大観覧車でおなじみの遊園地「よこはまコスモワールド」、複合施設の「横浜赤レンガ倉庫」、観光名所「カップヌードルミュージアム」などは休業中とあって、閑散とした場所も見受けられた。
報知新聞社
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