新潟市の中学1年だった横田めぐみさん(当時13)が北朝鮮に拉致され、15日で45年となるのを前に、母早紀江さん(86)が自宅のある川崎市で記者会見した。消息がわからないまま、帰国も実現しない現状について「表現しようもないほどむなしい」と語り、政府に「早く日朝会談を開き、知恵を働かせて、お互いが幸せになれる方法を考えてほしい」と求めた。
めぐみさんは部活動を終えて帰宅中、自宅に近い海岸付近で工作員に連れ去られた。「煙のように消えてしまい、どれだけ捜しても何も出てこない。ものすごい喪失感がありました」
悲しみの中、早紀江さんは絵…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル