橋下徹元大阪府知事(50)が6日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演し、休業要請解除についての大阪府独自の判断基準である「大阪モデル」を発表した吉村洋文大阪府知事について語った。
橋下氏は「(吉村知事は)うまく専門家と組織を動かしました。やっぱり安倍政権と吉村さんの組織マネジメントの違いがはっきり出たと思うんですね。決定的な違いはですね、専門家の使い方」と政府との違いを挙げて吉村知事を評価した。
続けて「吉村さんは専門家のほうに数値で示してくれと。医療崩壊が生じない範囲を示してくれと。この大きな方針を示して専門家に議論をさせたところ、安倍政権の場合は大きな方向性を示さずに、そのまま専門家会議のほうに議論をしてくれと丸投げしちゃった」とし、感染症の専門家だけの議論は感染症をなくすことに限定して注力する傾向があり、経済活動が萎縮してしまう懸念があると指摘した。
さらに吉村知事が、多くの情報が集まる仕組みを作ったことを「吉村さんは最初から情報把握、公開にこだわった。吉村さんの政治手法というのは何かメッセージというか、いいことだけ打ち明けるんじゃなくて、これを実行するための組織をきっちり作るんです」。政府も東京都も実施することが出来ていないという、情報一元化の仕組みを作り上げていると絶賛した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース