鶴信吾
警視庁の部隊出動訓練が10日、明治神宮外苑(東京都新宿区)であった。コロナ禍や大雪の影響での中止や延期を経て、約2年半ぶりの開催。車両部隊や徒歩部隊など計1600人余りが参加した。
徒歩部隊は、機動隊をはじめテロ対策の専門部隊、災害時の救助活動の部隊などが行進。その後、パトカーや白バイ、警備車両をはじめとする車両部隊や、警察犬や騎馬隊などの特科部隊も行進した。
訓練は警察官の士気高揚などが目的。大石吉彦警視総監は訓示で、「威風堂々の行進。心強く感じた」と評価した。昨年の東京五輪・パラリンピックや今年5月の日米豪印(クアッド)首脳会合での警備をねぎらい、「都民国民の安全を守り抜く強い思いと執念、覚悟を持って日々の職務に邁進(まいしん)してもらいたい」と指示した。(鶴信吾)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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