古畑航希
福岡県警第1機動隊の20代の男性巡査が酒を飲んで車を運転したとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで県警から任意で取り調べを受けていることが26日、捜査関係者への取材でわかった。容疑を認めているという。
捜査関係者によると、25日未明、福岡市東区の交差点で、「道路に止まったままの車がある」と、通行人から110番通報があった。その後、車は交差点から移動し、東区に隣接する同県粕屋町の飲食店の駐車場で発見された。
この車の運転席で寝ていた男性巡査の呼気から、基準値の2倍を超えるアルコールが検出された。男性巡査は、1人で酒を飲んでいたと説明。その後、車を運転したとみられるという。
県警監察官室は「現在調査中であり、調査結果を踏まえて厳正に対処する」としている。
第1機動隊では、別の20代の男性巡査についても今月、飲食店で女性客の顔を平手打ちしたとして、県警が暴行容疑で任意で捜査している。(古畑航希)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル