次女は「水商売の23歳」じゃない 歌舞伎町火災18年

 44人が死亡した2001年の東京・歌舞伎町の雑居ビル火災で、次女(当時23)を亡くした女性(69)が31日夜、現場を訪れ、花を手向けた。長く足が遠のいていた現場。京都アニメーションで起きた放火殺人事件で伝えられる犠牲者の姿にまな娘が重なり、背中を押された。あの日から9月1日で18年。「懸命に生きた次女のことを伝えたかった」と思いを語った。

 次女が、生まれ育った新潟県の佐渡島を出たのは20歳の年の秋。「動物病院の看護師になりたい」と夢を追いかけ、東京へ。専門学校の学費をためようと、夜に営業する飲食店を選び、必死に働いていた。

 なぜ死ななければならなかった…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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