糖尿病で視力が弱り、両脚を切断しても車いすで劇場に通い、撮影を続けた歌舞伎専門の写真家、福田尚武さんが10月8日、腎不全で亡くなった。78歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は姉紀代子(きよこ)さん。
日大芸術学部在学中に歌舞伎の舞台を撮り始めた。十七代目中村勘三郎の目にとまり、撮影を頼まれたのを機にプロに。亡くなる4日前まで歌舞伎座で撮影を続けた。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル