棚橋咲月 小野太郎 成沢解語
鹿児島県・屋久島沖で起きた米軍輸送機オスプレイの墜落事故後、日本政府は捜索・救助活動を除き、安全が確認されてから飛行するよう米国に要請した。だが、沖縄の米軍基地では連日離着陸が続く。自治体の議会では飛行停止を求める決議や意見書の可決が相次いでいる。政府は「懸念」を表明したが、米国に強い態度はとっておらず、専門家は「弱腰」と指摘する。
沖縄県宜野湾市の市街地の真ん中にある米軍普天間飛行場では4日午後、強い風雨が吹きつけるなかオスプレイが飛来し、着陸していた。
国内外で繰り返される事故に、近くに住む女性(50)は「いずれうちの近くに落ちるのではないかと怖い」。普天間所属の海兵隊のMV22オスプレイは行方不明者の捜索に加わる。「他に手段はないのか。事故が起きた以上、100%安全とはいえないはずだ」と語った。
墜落後、普天間で離着陸60回超
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル